令和7年度定期総会にて承認を受け、会長に就任しました知念高等学校の比嘉です。
本協会は昭和31年に設立され、今年で69年になります。これまでの諸先輩方や会員の皆様が積み上げてこられた歴史を感じ、大切につなげていくと同時に、新たな時代に応じた活動に取り組む事の必要性を感じているところです。
沖縄県教育委員会が策定した働き方改革推進計画「みんなの学校!ピースフルプラン」は2年目となり、「チームと対話」をキーワードとして全ての関係者が連携・協働する「チーム」となり、働き方改革の取組に一人一人が主体的に関わり、お互いを認め合いつつ、率直に意見を伝え合うこと、「対話」をしていくことが大切であるとしています。関連して、本協会の目的は、事務職員の研修を行い、会員の資質の向上に努め、併せて会員相互の親睦を図り緊密な連携のもとに学校運営の向上に寄与することとしています。どちらにも共通するワードは『連携』です。
さまざまな多様性への対応が求められる昨今の学校現場ですが、事務職員が働きやすくやりがいが持てる職場環境にしていくためには、事務職員の資質能力の向上や業務改善が必要であると思います。会員の皆様は、各学校において日頃から意識をもって業務や課題に取り組まれていますので、協会の役割としては、会員が学校の枠を超えてチームとなり、研修等を通じて対話し『連携』する機会を設定することや、情報共有を図る環境を整えることだと考えています。
本協会は会員のための協会です。皆様のご意見や情報等を共有し、充実した協会運営をめざして役員一同力を合わせ尽力してまいります。今後とも皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
令和7年8月
沖縄県立学校事務職員協会
会長 比嘉 艶子