就任のあいさつ


 沖縄県立学校事務職員協会員のみなさん、お疲れさまです。この度会長をさせて頂くことになりました沖縄県立コザ高等学校事務長 宮城 光代 です。

 さて、みなさんは「VUCA(ブーカ)の時代」という言葉をご存じでしょうか。「Volatility(変動性)、 Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、 Ambiguity(曖昧性)」これからの時代はそのような時代だと言われています。そのような時代には「労働と同等に学習を遂行する『学び続ける労働者』を必要としている」とも言われています。

 また、沖縄県教育委員会より発表された「沖縄県公立学校における働き方改革推進計画『みんなの学校!ピースフル・プラン』」を読んだことがあるでしょうか。教職員一人一人が、良好な人間関係を築き、心身ともに健康で本来の職務に専念し、児童生徒と共に学び、成長しながら、専門性を十分に発揮して、「子供たちへのより良い教育」を行っていくことができる教育環境を整えることを目的としています。目的実現のため「3軸・6視点」の実感の向上を目標としており、6視点の一つに『資質能力の向上や専門性の発揮』を挙げています。

 当協会は、学校において教育行政を担う職員として、その専門性を発揮し「子供たちへのより良い教育」の実現のために『事務職員の研修を行い、会員の資質向上に努め、併せて会員相互の親睦を図り緊密な連携のもとに学校運営の向上に寄与することを目的』としており、みなさんからの会費、日本教育公務員弘済会沖縄支部教育団体研究助成金、沖縄県教職員共済会教育振興助成金等をもとに県外研修会への参加や外部講師を招いての研修会等が行えています。

 沖縄県立学校事務職員協会は、会員みなさんのための協会です。今考えていること、「こんな協会であってほしい」「こんなことが学びたい」などのご意見や日々の業務で気になることなど、つぶやきで良いので各支部理事や協会役員へお話ししてください。みなさんからのご意見を研修内容や協会活動に反映させたいと考えています。研修会等をとおし、『事務職員の資質向上』と『横のつながり』を大切にしながら、みなさんと共に作る協会運営に取り組んでいきたいと思います。

 今後も当協会へのご理解ご協力をよろしくお願いします。

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